認知症患者の人生をテーマにした作品の展示会が、せんだいメディアテークで始まりました。
この展示会は青葉区の医療法人杜のホスピタル・あおばが開催していて、今回で14回目となります。
認知症患者の長い人生の歩みや過去の写真、その人生を題材にした詩、そして今の写真を作品として展示しています。
自身が題材となった男性です。
男性「一番上はかあちゃんが嫁に来た時の」
家族との懐かしい思い出がよみがえったようです。
男性「素晴らしいですね。その一言に尽きます」
家族「改めて知った父の面を見られたのは、すごく良かったなと思います。この機会があったおかげだと思っています」
杜のホスピタル・あおば大友亮平事務次長「介護者にとってみますと、普段冷たく接してしまう場面ですとか疎遠になっているケースというのが様々見受けられるんですけれども、聞き取りをする中でご家族同士集まる機会ですとか、そういったところを大事にやっております」
この展示会は17日まで開催されます。