ウクライナ各地でロシア軍による攻撃があり、5人が死亡しました。ゼレンスキー大統領は、50発以上のミサイルとおよそ500機のドローンが使われたと発表しました。

 ウクライナの非常事態庁によりますと、ロシア軍は5日朝にかけて南部ザポリージャ州や西部リビウなどへ大規模な攻撃を実施し、5人が死亡、16人がけがをしました。

 ゼレンスキー大統領は、極超音速ミサイル「キンジャール」やイラン製ドローン「シャヘド」など50発以上のミサイルと、およそ500機のドローンが使われたと指摘しています。

 そのうえで、攻撃に対応するため「防空体制の強化が必要だ」とし、欧米諸国に改めて協力を呼び掛けました。

 ウクライナでは、4日にも北東部スムイ州の駅でロシア軍のドローンによる攻撃があり、1人が死亡しています。