26日に投票が行われる宮城県知事選挙が、9日に告示されました。これまでに5人が立候補を届け出ていて、最終的には過去最多の6人が立候補する見通しです。

 知事選の立候補の受け付けは午前8時半から県庁で始まり、各陣営の担当者たちが書類を提出し、腕章や旗などいわゆる選挙の七つ道具を受け取っていました。

 これまでに立候補を届け出たのは届け出順に、現職で6回目の当選を目指す村井嘉浩候補(65)、新人で元参議院議員の和田政宗候補(51)、新人で自然塾を主宰する金山屯候補(85)、新人で元県議会議員の遊佐美由紀候補(62)、新人で元角田市職員の伊藤修人候補(33)の5人です。

 この他、に新人で元新潟大学准教授の古市尚高氏(72)が立候補を表明していて、午後にも届け出る見通しです。

届け出を終えた各候補は早速、仙台市の街頭などで第一声を上げ、17日間の選挙戦に入りました。

 今回の知事選は5期20年の村井県政の評価が最大の争点で、県政の継続か刷新かが問われます。人口減少対策や子育て政策なども争点になります。

 有権者数は8日現在189万754人で、10日から期日前投票が始まります。投票は26日に行われ、即日開票されます。

※年齢は投票日現在