11日からの3連休を前に、宮城県女川町では毎年大人気のイベントの準備が進んでいます。

 JR女川駅前にある商店街シーパルピア女川の鮮魚店には、旬の魚介類が並んでいます。秋の味覚といえば、サンマです。

 12日には毎年、多くの人が訪れるおながわ秋の収穫祭が開催されます。

 祭りのメインはサンマの炭火焼きとすり身汁のコーナーで、各100円以上の運営協力費で食べられます。今回は炭火焼き1万匹、すり身汁4000杯が用意されます。

 過去にはサンマが不漁で地元産ではなかった年もありましたが、豊漁のため全て女川港で水揚げされたものということです。

 炭火焼きは、一度にたくさん焼くために用水路などで使用するU字溝を並べて炭で焼く独特のスタイルです。

 女川町は人口約6000人ですが、おながわ秋の収穫祭は2024年に人口の2倍1万2000人が来場した人気イベントです。

 会場では、イベントステージや横断幕が設置され準備が着々と進んでいます。

 おながわ秋の収穫祭は12日午前9時から午後3時まで、JR女川駅すぐそばの女川町海岸広場で開催されます。