韓国軍は、北朝鮮が22日朝、短距離弾道ミサイル数発を発射したと発表しました。

 韓国軍の発表によりますと、北朝鮮は午前8時10分ごろ、南西部の黄海(ファンへ)北道・中和(チュンファ)一帯から北東に向け、短距離弾道ミサイル数発を発射しました。

 ミサイルはおよそ350キロ飛行したということです。

 北朝鮮による弾道ミサイルの発射は5月8日以来で、韓国の李在明(イ・ジェミョン)政権発足後としては初めてです。

 アメリカとの対話の可能性を示唆するなか、今月末に予定されるトランプ大統領の韓国訪問を前に、存在感をアピールする狙いとみられます。

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