宮城県の南三陸町長選挙が21日に告示され、町の前総務課長で新人の千葉啓氏(59)が、無投票で初めての当選を決めました。
無投票で初当選したのは南三陸町の前総務課長で新人の千葉啓氏(59)です。
千葉氏は、農林水産業の活性化と町民生活第一主義などを公約に掲げました。
千葉啓氏「この南三陸町、これから町民の声に耳を傾けながら町民と一緒に偏りのない町政運営、そして地域振興を行政経験を生かしながらつくり上げてまいりたい」
南三陸町では、旧志津川町長を含め5期務めた佐藤仁町長が9月、今期限りでの引退を表明しました。
南三陸町長選挙が無投票となったのは、2005年に旧志津川町と旧歌津町が合併して南三陸町が誕生してから初めてです。