ウクライナを訪問したアメリカの女優アンジェリーナ・ジョリーさんが「ドローンの脅威があった」と明らかにしました。運転手が軍に徴兵され掛けるアクシデントもあったということです。

 ジョリーさんは9日にインスタグラムを更新し、今月、前線に近いウクライナ南部のヘルソンとミコライウを訪問したと報告しました。

 安全のため地下に移されている学校や診療所を視察し、人々と交流したということです。

 当時の様子について「空から低くうなる音が聞こえた」と述べ、「常にドローンの脅威があった」と明らかにしました。

 また、アメリカのニューヨーク・タイムズによりますと、ジョリーさんの一行は検問所で一時、足止めされ、運転手がウクライナ軍に徴兵されそうになったということです。

 一連の視察に影響はなかったということですが、ニューヨーク・タイムズは「ウクライナが徴兵に苦労していることを浮き彫りにした」と報じています。

画像:Legacy of War Foundation