宮城県にある陸上自衛隊王城寺原演習場で実弾を使った射撃訓練が行われ、その様子が公開されました。
訓練を公開したのは、陸上自衛隊福島駐屯地の第44普通科連隊です。
隊が防御する陣地に、敵の部隊が攻撃してきた想定で行われました。
120ミリ迫撃砲は、砲弾を通常弾で8キロ、特殊な弾だと13キロ先まで飛ばすことができる隊の主力装備です。
今回は5キロ先に照準を合わせ隊員たちが次々と実弾を発射し、一斉射撃によって敵の妨害を試みました。
小銃や機関銃の射撃訓練では、陣地の目前に突撃して来る敵を一斉射撃によって阻止します。
隊員たちは横長に展開し、敵に見立てた標的を狙って実弾を打ち込んでいきました。
南利裕数第44普通科連隊長「普通科は各種地形や気象を克服して、あらゆる条件の中においても戦う部隊でありまして、第一線で敵と対峙する部隊となっております。しっかり訓練を励んで皆さんを守れるようにやっていきたい」