アメリカのトランプ大統領は、少女らへの性的虐待罪で起訴され死亡した富豪・エプスタイン氏を巡り、関連資料の公開を一転して容認する考えを示しました。

 エプスタイン氏の疑惑について、連邦議会下院は司法省が保有する関連資料の公開を義務付ける法案を18日にも採決する予定です。

 与党・共和党からも多くの議員が賛成する可能性が浮上しています。

トランプ大統領 「好きにやらせる。何でも提供する。もちろんそうする。議会上院でも誰でも調べるのは構わない」

 トランプ氏は公開に消極的でしたが、17日、法案が議会で可決されれば署名すると表明し、これまでの立場を一転して資料の公開を容認しました。

 アメリカメディアはエプスタイン氏の疑惑について、トランプ大統領が下院への支配力を失っていると指摘しています。

 ただ下院で法案が可決されたとしても、上院での審議が難航する可能性があるとも報じています。

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