16日午後3時から17日午後3時までに、宮城県ではクマの目撃情報が25件発表されました。
仙台市4件、大和町3件、大崎市・大衡村・村田町で各2件、角田市・名取市・気仙沼市・川崎町で各1件でした。
仙台市の内訳は、4件全てが泉区です。紫山4丁目では16日午後8時すぎ、公園で体長約1メートルのクマが目撃されました。朴沢では17日午後8時半ごろ、住宅の敷地内で体長約1メートルのクマが目撃され、網戸の一部が壊される被害がありました。野村では17日午前6時すぎ、県道泉塩釜線を南に進むクマが目撃されています。
各地で相次ぐクマの出没は、観光名所にも影響が出ています。15日から紅葉のライトアップが始まった仙台青葉区の瑞鳳殿では、13日夜に敷地内で木に登ろうとしている体長約1メートルのクマ1頭が目撃されたため、一部のエリアを閉鎖して警戒しています。
爆竹を鳴らして警戒に当たっている他、観覧料金を通常よりも割り引いて対応しているということです。