部員による飲酒や喫煙があった仙台市の聖和学園男子サッカー部で、2024年も複数の部員が同様の行為で退部などの処分を受けていたことが分かりました。

 聖和学園男子サッカー部をめぐっては、2025年8月から9月にかけて複数の部員が飲酒や喫煙をしたことが判明しています。

 学校によりますと、2024年も夏休みから夏休み明けの同様の期間に複数の部員が飲酒や喫煙をした事案があったということです。

 聖和学園は、2024年と2025年のいずれの事案についても一部の部員を対象に退部や休部、転学の処分を行ったということです。

 学校は「2024年以前に同様のケースはなく、男子サッカー部で飲酒や喫煙が常態化している訳ではない。その都度、適切に対処しているが2024年、2025年と事案が続いたことを受け今後、何らかの対策を取る方針」と説明しています。

 聖和学園男子サッカー部は、2025年の全国サッカー選手権宮城県大会で準優勝しています。

 一方、聖和学園を破り優勝した仙台育英は、部内のいじめ問題を受け全国大会出場を辞退していて、宮城県代表校が決まらない状況になっています。