警察官の成り手不足が課題となるなか、警視庁は採用イベントを開き、レスキュー隊や騎馬隊の実際の訓練を紹介するなどして学生たちに魅力をアピールしました。

 22日、警視庁の庁舎で開かれた採用イベントには、高校生や大学生などおよそ70人が参加しました。

 参加者は、レスキュー隊による救助訓練の様子を見学したほか、騎馬隊の馬に乗るなどして、警察官の仕事を体験しました。

 警視庁は、来年1月、大学3年生以上の受験者を対象に、従来よりも時期を前倒しして採用試験を始めます。

 近年、警察官の成り手が減少しているなか、警視庁は「活動を知ってもらい、警察官を志すきっかけにしてもらいたい」としています。