２２日朝、宮城県栗原市の診療所の駐車場で、７０代の男性がクマに襲われ顔などにけがをしました。命に別状はないということです。

　警察などによりますと、２２日午前７時５０分ごろ、栗原市一迫真坂の診療所の駐車場で、７０代の職員の男性がクマに顔や右腕をひっかかれけがをしました。

　男性は会話ができる状態で、命に別状はないということです。

　当時２頭の親子のクマがいて、男性を襲ったのは親グマとみられています。

　現場には、栗原市の佐藤市長も駆けつけました。

　【佐藤智栗原市長】

　「一旦逃げたらしいですが、親グマが戻ってきて襲ったと。朝とか夕方は危険ですので、十分注意して行動してもらう事だと思います」

　２頭のクマは、住宅が建ち並ぶ東の方向に逃げていったということです。