船越健裕外務事務次官は25日、外務省で中国の呉江浩駐日大使と面会しました。

 高市総理大臣の台湾有事に関する国会答弁を受け、中国側が日本への渡航自粛を呼び掛けたり、日本産水産物の輸入を事実上停止したりするなど緊張関係が高まるなか、日本の立場を説明するなどして対応を協議したとみられます。

 船越次官は、14日にも呉大使と面会していて、中国の大阪総領事のSNS投稿に対し抗議し、適切な対応をとるよう求めていました。