東北電力の女川原発で、外部電源が喪失したことなどを想定した訓練が行われました。

 訓練は原子炉施設保安規定に従って、毎年実施していて、2024年10月に女川原発2号機の原子炉が再稼働としてからは初めての実施となりました。

 25日午前は何らかの理由により外部電源が失われたという想定で、原発を運転する中央制御室を模したシミュレータを用いて行われました。

 運転員らは、手順書に従って現状の確認を繰り返し、現場責任者に定められた時間内に状況を伝えていました。

 新田智紀記者「女川原発構内でも津波の影響を受けにくい、海抜約60メートルの高台です。非常時に備え、原子炉に水を送るための訓練が行われています」

 25日午後からは外部電源を失った原発の安全性を確保するため、原子炉を冷やす水を送り込む訓練が行われました。

 参加した作業員らは、トラックに積まれた長さ1500メートルのホースを原子炉建屋までつなぐ作業を手順通りに進め、3人掛かりでポンプ車に取り付けていました。

 東北電力女川原子力発電所光山幸司総務部長「女川原子力発電所では安全対策に終わりはないという確固たる信念の下、技術力、対応力の向上に努めてまいりたいと考えてございます」

 訓練は、3日間の日程で原発構内で働く60人余りが参加するということです。