子どもたちに走る楽しさを知ってもらおうと、女子駅伝の選手が指導する陸上教室が宮城県利府町で開かれました。
「ふれあい陸上教室」は県や日本実業団陸上競技連合などが毎年開いているもので、24日は県内の小中学生やその親などおよそ80人が参加しました。
指導にあたったのは、実業団の女子駅伝4チーム。
東京オリンピックなど様々な世界大会に出場した選手らが所属する日本長距離走界のトップです。
指導する選手「だんだん大きく大きくスキップしてそのままきれいな姿勢で走ります!」
子どもたちは、一流選手と一緒にウォーミングアップやランニングを行い、体の動かし方などを楽しみながら学んでいました。
参加した男の子「しっかりした選手たちが教えてくれることで足が速くなったりするんじゃないかなって。よくハードルやっているのでちゃんと手を振ったりするのを活かせたらいいかなと思いました」
50メートル走の計測も行われ、子どもたちは選手から教わったコツを活かし、タイム更新を目指して全力を尽くしていました。
参加した女の子「最初は姿勢を低くして走るということを聞いてやってみました。楽しい、上手に走れた」
しまむら女子陸上競技部・安藤友香選手「自分たちも教えながらすごく学びがあったり、すごく新鮮な気持ちで一緒になって楽しめたので本当に良かったです。走ることってシンプルだけど、でも面白いんだよっていうのはどんどん知ってもらいたいなと思います」