吉沢亮さんが主演し、宮城県内が舞台となった映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の上映会が宮城県大崎市で開催されました。

 耳の聞こえない親を持ち、本人は健聴者である、塩釜市出身の五十嵐大さんの自伝的エッセイが原作の映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」。

 宮城県内の小さな港町を舞台に、吉沢亮さんが”きこえる世界“と”きこえない世界“を行き来する若者の心を繊細に演じています。

 上映の輪を更に広げようと、宮城県上映推進委員会は各自治体と協力し上映会を開催しています。

 24日は大崎市のパレットおおさきで開催され、午前と午後の2回合わせておよそ500人が鑑賞しました。

 来場者「お友達に手話をやっている方がいるからボランティアでできれば参加できればやってもいいなと思う」

 来場者「ちょっと困ったことがあったらお手伝いくらいはしたいなという考えはあります」

 県内の上映会は今後、大和町、南三陸町多賀城市などで開催される予定です。共通前売券は1200円です。