気象庁は青森県で震度6強を観測した今回の地震について、運用開始後では初となる「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。

 これは日本海溝・千島海溝付近でマグニチュード7.0以上の地震が起きた場合に、その後に発生する可能性がある大きな地震への警戒を呼び掛けるものです。

 気象庁は今回の地震を受けて北海道・三陸沖後発地震注意情報を2022年の運用開始以降、初めて発表しました。

 内閣府は北海道から千葉県にかけての182の市町村を強い揺れや津波に対して防災対応を取るべき地域としています。

 この地域に住む人に対し、地震や津波が起きた時にすぐに避難できる準備をしておくように内閣府が呼び掛けています。

 現時点で内閣府は、すぐに避難することや仕事や学校などの社会活動を止めることは呼び掛けていません。

 求めているのは、いざという時の準備です。

 内閣府が注意を呼び掛ける期間は1週間程度です。

 対象地域に住む人は大きな地震や津波に備え、すぐに避難できる準備をしておくとともに、政府や自治体からの情報に注意して下さい。

※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。