債券市場では、長期金利の指標となる10年物の国債の利回りが2.1%台となり、およそ27年ぶりの高い水準まで上昇しました。

 10年物国債の利回りは、日銀による政策金利引き上げを受けて上昇しています。

 日銀が今後も段階的に利上げを続けるという見方が市場に広がり国債を売る動きが強まったほか、政権の積極財政による財政悪化への警戒感もあります。

 午後には2.1%台まで上昇し、1999年2月以来の高水準となりました。

 長期金利は住宅ローンの固定金利や定期預金の利息などに影響します。