宮城県の栗原市議会で議長からの傍聴席退席の命令に従わず建造物不退去の疑いで逮捕送検された男性(77)について、仙台地検は不起訴処分としました。

 男性は9月22日、栗原市議会の傍聴席でハンチング帽を脱帽せずに議長から退席の命令を再三にわたり受けながら、正当な理由がないのに40分近く居座り続けた疑いで逮捕送検されました。

 仙台地検古川支部は男性を25日付で不起訴処分とし「諸般の事情を考慮し公訴を提起しない処分とした」とコメントしています。