中国軍が台湾を取り囲む演習を実施したことについて、中国外務省は「『台湾独立』勢力への厳しい戒めだ」と強調しました。

中国外務省 林剣報道官 「(軍事演習は)『台湾独立』分裂勢力が武力による独立を図る行為に対する厳しい戒めで、国家の主権と領土を守るために必要な行動だ」

 中国外務省の報道官は台湾の民進党政権を名指しし、「アメリカに依存して独立を図ろう」と企てる「平和の破壊者」「戦争の扇動者」だと非難しました。

 そのうえで、ボトムラインを越えて挑発するいかなる悪質な行為も、必ず中国の断固たる反撃に遭うと主張しています。

 軍事演習は30日も続き、中国軍は台湾を取り囲む5つのエリアを指定し、実弾射撃訓練を実施するとしています。