9年前に栃木県那須町で高校山岳部の生徒ら8人がなだれで死亡した事故の裁判で、1審で禁錮2年の実刑判決を言い渡された教師ら3人が控訴審で改めて無罪を主張しました。
2017年3月、那須町で登山の講習会に参加した県立大田原高校山岳部の生徒と教師8人がなだれに巻き込まれて死亡しました。
この事故について、生徒らを引率していた猪瀬修一被告ら3人は業務上過失致死傷の罪に問われ、おととしに宇都宮地裁で禁錮2年の実刑判決を言い渡されましたが、判決を不服として控訴していました。
今月9日に東京高裁で開かれた控訴審の第1回で、猪瀬被告らは1審の手続きの違法性や量刑不当などを理由に無罪を主張しました。
控訴審は、この日ですべての審理を終え、判決は来月4日に言い渡されます。
死亡した生徒らの遺族は会見で「事実をきちんと認め、一時でも早く謝罪をしてほしい」と話しました。