衆議院選挙、12日間の選挙戦は自民党の歴史的な勝利で終わりました。宮城県でも10期連続当選の中道改革連合のベテラン安住淳氏が落選するなど、自民党が小選挙区を独占しましたした。
自民党の圧勝、専門家はどう見ているのでしょう。地方政治や選挙に詳しい拓殖大学の河村和徳教授に聞きました。
高市旋風とも言われた今回の選挙で、河村教授は与野党の党首の違いにより現役世代と年金世代の世代間対立が見えた選挙だったと指摘します。
河村和徳教授「中道改革連合は組織はあるけど党首2人がおじいさんで、男性中心の組織運営になっていると。幹部の人たちを見るとみんな男なんですね。高齢男性っていう。そこに高市さんという史上初の女性総理大臣が出て、これから頑張るからなんとさせてくださいという対立軸を作られたときに、世代としてどちらを応援しますかと言われたら、若い世代を中心に高市さん頑張れとなりやすい。そういう構図が作られてしまったところに、今回の大差がついた」
河村教授は新党、中道改革連合の惨敗の原因についても突然の解散総選挙で自民党との組織力の差が出てしまったと話します。
河村和徳教授「選挙の手足になる地方議員が多いのは自民党であって、野党側は国会では拮抗してたかもしれないけど、地方議員の数は十分ではなかった。今回のような政党再編があって、あすから中道改革連合と言われても手足となる末端の弱さ、脆弱性はあった」
河村教授は、与野党が公約に減税を掲げて目玉の争点が無かったことも自民圧勝の原因だと指摘していました。