イギリス国王の弟、アンドリュー元王子がアメリカの富豪エプスタイン氏に機密情報を漏洩(ろうえい)した疑いが浮上したことを受け、王室は「チャールズ国王が深く懸念している」との声明を発表しました。

 BBCによりますと、アンドリュー元王子は2010年と2011年に貿易特使としての公務で知り得た機密情報を、エプスタイン氏に漏洩していた可能性があるということです。

 アメリカ司法省が公表した文書の中に政府の投資に関する情報などをエプスタイン氏と共有するメールが含まれていて、警察が捜査の対象とするか検討を進めるとしています。

 エプスタイン氏は少女らの性的人身売買の罪で起訴され、勾留中に死亡しています。

「アンドリューとエプスタインのことをいつから知っていたんだ?」

 チャールズ国王は9日、公務で訪れた先で市民からやじを浴びました。

 報道を受けイギリス王室は「国王が深く懸念している」とする声明を発表し、警察の捜査に全面的に協力する用意があるとしています。