イラン情勢の悪化によって航空燃料の価格が高騰していることを受け、航空会社などの業界団体が緊急声明を発表しました。

 JALやANAといった国内の定期航空会社などが加盟する「定期航空協会」によりますと、2月にアメリカとイスラエルによるイラン攻撃が始まって以降、航空燃料価格は1カ月で約2.5倍に高騰しました。

 原油価格の上昇を上回り、異常な水準に達しているということです。

 燃料の高騰は現在、日本の燃油サーチャージで決められている価格の上限や変動スピードを大幅に超えているため、何らかの対応が必要だとしています。

 また、国内線には燃油サーチャージ制度がほとんど導入されていないため、国際線よりも状況は深刻です。

 緊迫したイラン情勢が長期化した場合は、業界全体で年間、数千億円以上の負担増が発生する可能性もあるということです。