イランへの“攻撃の猶予期間”を二転三転させるトランプ大統領。原油価格が高騰を続けるなか、鹿児島県ではある「祭り」に影響が出ていました。

■発言が二転三転 攻撃ある?

 ライトの明かりを頼りに生存者の捜索活動が行われました。そして、夜が明けても破壊された建物からは煙が上がり続けました。

 イスラエル北部のハイファ。集合住宅にイランのミサイルが直撃しました。

 アメリカとイスラエルがイランへの攻撃を始め、すでに6週目に入っています。いつまで続くのかトランプ大統領の発言は二転三転しています。

 日本時間の6日未明、SNSに「火曜日 午後8時 東部時間!」とだけ投稿しました。日本時間の8日午前9時ですが、これはトランプ大統領が度々言う、イランの発電所への攻撃の時間を指すのでしょうか。

 そもそもトランプ大統領は先月21日、「48時間以内にホルムズ海峡を開放しなければイランの発電所を攻撃する」としていました。

 それを「5日間の猶予期間を設ける」としたのは2日後の23日。26日には「協議が順調に続いている」としてさらに10日間、日本時間の今月7日午前9時まで延期するとしていました。

 ところが、4日には「地獄の業火が降りかかるまで48時間」と投稿。投稿した時間の48時間後は日本時間の6日午後11時すぎです。

 トランプ大統領が交渉の期限、発電所を攻撃するとしているのが日本時間の6日夜なのか、それとも7日朝なのか、8日朝なのか判然としません。

 一方で、アメリカのFOXニュースによれば、トランプ大統領は5日、記者との電話で「月曜日にも合意ができる可能性が高い」と話したということです。ただその5日には、こんな投稿もしています。

トランプ大統領のSNS 「さっさといまいましい海峡を開けろ、ろくでなしどもめ。さもないと地獄に落ちるぞ」

 トランプ大統領が繰り返す威嚇に対してイラン外務省の報道官は…。

イラン外務省 バガイ報道官 「これらの脅迫は犯罪的思考の表れだ。そのような攻撃に対してイランは相互主義に基づいて対応するだろう。イランのインフラが攻撃を受ければ私たちの軍は何らかの形でアメリカに関係したり、侵略に加担するインフラを標的にする」

 イランの文化相はトランプ大統領は信用できないと批判しました。

イラン文化遺産・観光担当 アミーリ大臣 「トランプは不安定な妄想的人物で矛盾だらけだ。イラン社会は一般的に彼の発言を重視していない」

 果たして本当に攻撃に踏み切るのでしょうか。

明海大学 小谷哲男教授 「表向き、イランは徹底抗戦する和平に応じないと構えを見せているが、水面下では第三国を介したアメリカとのやり取りで停戦、和平に向けて必ずしも後ろ向きではない。ただトランプ氏も、かなりいらだっていて、イラン側がずるずると引き延ばそうとしているのではないかとも考えているので、7日の夜は実際に大規模な攻撃を仕掛ける期限と考えた方がいい。トランプ氏が実際に、イランのインフラへの大規模な攻撃を仕掛けるということになればイランもイスラエルや湾岸諸国の同様の施設インフラへの攻撃を強めることになると思うので、ますます原油価格は上がっていくのではないか、世界経済は混乱するのではないかと思う」

 緊迫の度合いが増すなか、高市総理大臣はイランとの首脳会談を調整していると明らかにしました。

立憲民主党 小西洋之参院議員 「トランプ大統領の武力行使のさらなる期限、それまでに停戦を何としても実現するそうした努力、ご自身の世界の真ん中で咲き誇る日本外交、これに値するだけの努力をされていらっしゃるでしょうか」

高市総理大臣 「相手(イラン)も時差もあることもございますので、どこでどういうタイミングで首脳…電話会談しかできませんから、電話会談ができるかということは、ここでつまびらかに申し上げられませんし、まだ確定しているわけではございませんけれども、できる限りのことをやって参ります」

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