イラン情勢の影響による原油高騰と供給不安は、原油由来の塗料などを大量に扱う自動車整備の業界にも影響を及ぼしています。
タック千葉洋平専務「シンナー以外にも、シンナーを混ぜて作っている自動車整備の溶剤はいくらでもありますので、そういった物は全般的に影響を受けるんじゃないかなと」
車の整備や車検、板金塗装を手がける仙台市宮城野区の会社です。
塗料の倉庫には、希釈や洗浄に使うラッカーシンナーが置かれていました。
塗装の下地となる塗料を吹き付ける作業です。塗料自体にもシンナーが含まれるうえ、容器を洗う際も水ではなくシンナーを使います。
シンナーは、原油由来の原料ナフサから作られています。ナフサは、イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖により供給不安が深刻化しています。
シンナーをはじめ、塗料全般を値上げするとの連絡がメーカーから届いていたといいます。
更に整備場に置かれているエンジンオイルも。
タック千葉洋平専務「これだと4月持たないですよね、下手すれば」
とりわけ、ディーゼルオイルの不足が顕著だといいます。この状況が続けば値上げをせざるを得ないといいます。
タック千葉洋平専務「オイルが無い、そしていつ入るか分からないという連絡もメーカーさんからいただいてますんで、我々にとっては死活問題ですね。金額に関してはやっぱりしっかりと売り上げに、売り値に価格転嫁してお客様にご理解いただくようにしっかりと説明すると」