ロシアではプーチン大統領が軍事パレードでウクライナとの戦争の勝利を強く訴える一方、今年に入って支持率の低下が指摘されています。専門家にその背景を聞きました。

レバダセンター デニス・ボルコフ所長 「主な理由は経済状況の緩やかな悪化だと思います。それに加え、トランプ氏への幻滅や戦争が終わるという期待が外れたことも影響しています」

 ロシアの民間の調査機関「レバダセンター」は、経済の低迷に加えて長引く戦争への嫌気でプーチン氏の支持率がここ最近、低下傾向にあると分析しています。

 「レバダセンター」はロシア政府から「外国の代理人」と指定されながらも、独自の世論調査を続けてます。

レバダセンター デニス・ボルコフ所長 「『自分たちの味方を支持する』一方で、現在では人口の3分の2近くの多数派が和平交渉への移行を望んでいます」

 ロシアは8日、トランプ大統領の仲介でウクライナと3日間の停戦に応じました。

 ただ、トランプ氏については去年8月のアラスカでの米ロ首脳会談をピークにロシア国民の期待は低下し、最新の世論調査では過半数がトランプ氏とアメリカに否定的な感情を示しているということです。