自民党の総裁選などで高市陣営が、他の候補者を中傷する動画を作成しSNSで拡散していたとの一部報道について、高市総理大臣は国会で秘書から「一切行っていない」との報告を受けたと述べ、改めて否定しました。

立憲民主党 森裕子参院議員 「報告を地元から受けたということですけれども、公設第一秘書の木下氏から直接聞き取られたんでしょうか」

高市総理大臣 「直接聞き取りました」

立憲民主党 森裕子参院議員 「高市さんの公設第一秘書から頼まれて大量の動画を作成し、そして拡散したという松井氏という方ですけれども、その方と木下氏は何も面識がないということでよろしいんですか」

高市総理大臣 「高市事務所および高市陣営においては、昨年の自由民主党総裁選挙や本年の衆議院選挙において高市事務所が運営するアカウントでのSNS発信を行いましたが、それ以外のアカウントでの発信を行っておりません。また他の候補に関するネガティブな情報を発信する、あるいはそのような動画を作成して発信するといったことは一切行っておりませんと、このような報告を受けています。そして今、松井さんという方の名前が出ましたが、私自身もそして地元の秘書も面識のない方でございます」

立憲民主党 森裕子参院議員 「総裁選では相手候補の、そしてこの間の衆議院選挙では中道候補の誹謗中傷動画、その動画も資料として載っていましたよ。それを大量に流して世論操作をしたという極めて具体的な第一秘書さんと松井さんとのやりとりが具体的に記述されているんですけれども、あれは捏造(ねつぞう)ですか」

高市総理大臣 「先ほど答弁したことに尽きます。私自身の流儀でございますけれども、32歳で初当選しました。その時から何度も衆議院選挙を戦ってきておりますけれども、その中で対立政党、他の政党の政策に関して意見を言うとか自分自身の政策を訴えることはあっても、決して対立候補の批判をしたこともないし、人格攻撃をしたこともありません。ましてや自民党総裁選挙においても、テレビの討論番組などで討論するときにはお互いの政策を言い合いますけれども、個人攻撃をしたことはありません」

立憲民主党 森裕子参院議員 「よく分かりません。ここまで詳しく報道されているんです。捏造だと思うならそうお答えいただければいいし、全くの事実無根だというのだったらそうお答え下さい」

高市総理大臣 「私自身の戦い方、戦い方の流儀をずっとそばで一緒に見ていた秘書でございますので、その週刊誌の記事を信じるか秘書を信じるかというと私は秘書を信じます」

 週刊文春は、高市陣営が総裁選期間中に対立候補を中傷する動画を作成しSNSに投稿したほか、衆院選では野党候補に対し同様の行為を行い、高市事務所の公設第一秘書が関与していたと報じています。

 立憲の森議員は「事実だとすれば大変なことだ。民主主義の根幹である選挙の公正性と権力の正当性が問われる」と厳しく追及しました。