2032年度から高校国語の科目が再編される見通しになりました。大幅に見直された前回の学習指導要領の改訂で新設された科目が廃止されます。

 学習指導要領は約10年に1度改訂されていて、今の高校の要領は2022年度から始まりました。

 国語では、論理的な文章を学ぶ「現代の国語」と小説や古典を学ぶ「言語文化」の2つが必修科目です。

 さらに「倫理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」の4つが選択科目となっています。

 文部科学省は11日、2032年度から始まる次の学習指導要領で高校国語を再編する案を明らかにしました。

 それによりますと、必修科目の2つは今の枠組みを維持して「現代の国語1」「言語文化1」とし、選択科目を標準科目2つと発展科目4つの合わせて6つに増やすということです。

 標準科目としては「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の3つの領域を偏りなく学ぶ「現代の国語2」と、「文学国語」と「古典探究」の2つを合わせた「言語文化2」が新設されます。

 そのうえで、より発展した学びをする生徒に向けた発展科目には「論説と批評」「対話と表現」「文学と叙述」「古典と文化」の4つを設けます。

 文科省は専門部会で夏ごろまでに取りまとめたいとしています。

※「現代の国語1」「現代の国語2」「言語文化1」「言語文化2」の「1」「2」は、正しくはローマ数字