仙台市に本社を置くアイリスグループが、農業に参入します。米の生産から販売を一手に担うことで、安定供給を目指す考えです。
アイリスグループでは、東日本大震災の被災地支援と農業の復興のために2013年から精米事業に参入し、宮城県亘理町と福島県南相馬市の工場で契約農家から玄米を調達して販売しています。
東日本大震災から15年が経過し、農家の高齢化や担い手不足といった課題解決を目的として、農業に参入することを決めました。 川村彩音記者リポート「今回新たに参入した農業。従業員も自ら田植えに携わります」 12日には宮城県丸森町にある農地でセレモニーが行われ、アイリスオーヤマの大山晃弘社長らが田植えをしました。
農地はリース方式で借りた22ヘクタールで、グループの従業員がにじのきらめきなど3品種の稲の栽培を進めています。
収穫した米はパックご飯の製品に加工し、2027年1月以降に国内向けに販売する予定で、生産と販売を通じて市場への安定した供給を目指すとしています。
アイリスオーヤマ大山晃弘社長「直接営農することによって今まで我々が培ったノウハウ、ドローンやロボットを使った更に先進的な農業が自分たちで試せることに意義があると思います」
アイリスグループでは、農業DXを進めて農地を全国で1000ヘクタールまで拡大する計画で、輸出用のパックご飯に活用する考えです。