宮城県松島町の国宝瑞巌寺が所蔵する重要文化財のふすま絵が、京都国立博物館での修復作業のため搬出されました。5年後に戻ってきた後に原本は収蔵庫で保管し、精密に復元した模写が公開されます。
瑞巌寺本堂の一室、墨絵の間は住職の応接室だったとされ、豪華絢爛な金箔のふすま絵で彩られた他の部屋と違って水墨画のふすま絵で囲まれた、趣の異なる空間でした。
瑞巌寺では1985年から重要文化財であるふすま絵の修復に取り組んできましたが、墨絵の間では江戸時代の1622年に制作された当時のままの姿での展示が続いていました。
19日午前に修復に出すための搬出作業が、慎重に行われました。
搬出したふすま絵は計22面で、京都国立博物館で5年計画で修復を進めるとともに、並行して復元模写を制作します。
修復が終わった後、原本は収蔵庫に保管され、本堂には復元模写が展示されるということです。
瑞巌寺宝物課堀野真澄課長「原本はご覧いただくことはできないですけれども、一部は宝物館の方でも展示されますし、5年後には新しくなりました復元模写の物が立て込まれますので、皆様それを楽しみに瑞巌寺を訪ねていただければ幸いでございます」