戦闘終結に向けたアメリカとイランの協議が膠着(こうちゃく)状態にあるなか、イスラエルがアメリカへの諜報活動を強化したことにアメリカ国防総省が警戒を強めているとアメリカメディアが報じました。

 ニューヨーク・タイムズは6日、アメリカ国防総省のDIA=国防情報局がここ数週間でイスラエルのスパイ脅威に対する評価を最高レベルの「クリティカル」に引き上げたと報じました。

 別の情報機関の報告書によりますと、イランとの交渉に関わるアメリカ政府高官への盗聴を強化している懸念があり、許容できるレベルを超えたとみなしたということです。

 報告書は、イスラエルに駐留するアメリカ国防関係者が自身の携帯電話に通信を傍受するためのソフトウェアがインストールされていることに気付いたことから起草されたと報じられています。

 この報告書の存在と評価レベルの引き上げについてはNBCニュースも報じています。

 ニューヨーク・タイムズの取材に対し国防総省はコメントを控え、ホワイトハウスの関係者は匿名を条件に報道は事実無根だと述べたということです。