生成AIを使い18歳未満の子どもの画像を性的なものに加工する「性的ディープフェイク」の被害件数が、去年と同じ時期に比べ倍増していることが分かりました。
生成AIや画像加工アプリを使って、実在する18歳未満の子どもの画像を性的なものに加工するいわゆる「性的ディープフェイク」が作成されたり、それがSNS上や仲間内で拡散されたりする被害が社会問題になっています。
警察庁のまとめによりますと、1月から6月までに全国の警察が取り扱った被害件数は123件に上り、去年の同じ時期に比べ倍増しています(去年同期比:+63件)。
さらに、去年1年間の114件をすでに上回っていることが分かりました。
被害を受けたのは中学生が79人、高校生が38人、小学生が3人、年齢を特定できない子どもとみられる人物が3人です。
加害者のほとんどが、被害者と顔見知りの同級生や同じ学校に通う生徒でした。
こうした背景から警察庁やこども家庭庁などは、18歳未満の子どもを持つ保護者に対し、生成AIの使い方やルールやモラルについて家庭内で話し合うよう注意喚起しています。
被害に遭った人たちに向けては、警察相談ダイヤル「#9110」の利用を呼びかけています。