7月31日から降り続く大雨の影響で、宮城県内では8月2日に江合川(えあいがわ)支流の出来川(できがわ)が氾濫(はんらん)し、水田が広い範囲で冠水しました。
東北地方は前線や暖かく湿った空気の影響で大雨となっていて、大崎市川渡では降り始めの31日正午から2日午後3時までの降水量が274.0ミリと72時間以内の数値としては観測史上最も多くなりました。
警察によりますと、1日夜に発生した倒木や土砂崩れの影響で、国道108号は鳴子温泉古戸前から秋田県境までの約30キロが通行止めになっています。
一方、河川の水位も上昇しました。
大崎支局・元木博昭カメラマン「穂が出たばかりの稲が水に浸かっています」
涌谷町内の出来川流域では、調整堤防を越えて、遊水地となっている水田に水が流れ込みました。被害の規模はまだ分かっていません。
宮城県は、2日午前9時10分に出来川と江合川の合流地点付近で氾濫が発生したと発表しました。
涌谷町では出来川沿いの1255世帯、2830人に避難指示を出していて、午後3時の時点で27人が避難しているということです。家屋への浸水などは確認されていません。