20代男性に東南アジアで特殊詐欺のかけ子をする仕事を紹介した罪に問われている暴力団幹部の男らが、初公判で起訴内容を認めました。

 指定暴力団住吉会系の幹部、阿部優哉(被告(33)と自営業の加藤優一被告(34)は2024年、神奈川県の20代男性に東南アジアで特殊詐欺のかけ子をする仕事を紹介したとして、職業安定法違反の罪に問われています。

 男性は、事前に聞いた話と仕事内容や待遇が違ったため逃亡して自力で帰国しました。 仙台地裁で開かれた7日の初公判で、2人は起訴内容を認めました。

 被告人質問で阿部被告は「実行役から家族に危害を加えると脅され、犯行に及んだ」と動機を話しました。

 検察側は「200万円の報酬を得る目的で犯行に関与し、人員を確保するという重要な役割を担った」として、懲役2年を求刑しました。一方、弁護側は情状酌量を求めました。