台風25号の影響が続く千葉県では印旛沼で堤防の一部が決壊し、周辺の住宅地での冠水被害が拡大しています。
千葉県の北部にある印旛沼。周辺では広範囲にわたって冠水が続いています。
台風25号の記録的な大雨の影響で堤防の一部が決壊しました。
沼の周辺に立ち並ぶ住宅が浸水の被害に遭っています。
住宅の1階部分の扉まで水がたまっています。
この辺りは住宅が点在し田んぼが広がっているはずが、印旛沼が決壊したことで大部分が冠水しています。
自宅が床上浸水 30代の人 「離れが2軒あるがそこが自宅」 「(Q.自宅の状況は?)床上浸水で腰くらいまで(水が)入っている」 「(Q.自宅までは行けない?)行けない。ここを入っていくと腰まで入るので」 「ここも(本来は)道路で田んぼがある。近所の家に世話になって一時的に避難している」
浸水被害に遭った住人たちは片付けに追われています。
自宅が床上浸水 60代の人 「きのうは床上40センチくらいあった。きょうは引いた。和室、畳が全部上がってしまった。ベッドごと浮いてしまった」
リビングにも茶色い水が入り込みました。
自宅が床上浸水 60代の人 「床が…もう何が何だか、きれいに掃除したところ、床がはがれちゃってもう全部だめ。きのう、ちょうどこの辺まであった。(水位が)ここまであった」 「(Q.コンセントも?)全部つかってしまった。どうしようかと電気は使えないし、外もこれだもん。違うところにいるみたい。こんなの初めてここに来て60年以上経つけど」
印旛沼の最高水位は一時、5.04メートルと管理開始以降、最大となっています。
本来は国道や田んぼが続いていますが、23日は辺り一面、増水した沼に沈んでいます。
台風25号の大雨の影響で死亡した人は千葉県と神奈川県で合わせて9人となりました。このほか、5人の行方が分かっていません。