熊本地震から2カ月を前に、気象庁は最大震度5弱程度以上の地震が発生する可能性は低くなっているものの、平常時より地震の発生数が多い状態が続いていて、地震への備えを見直すように呼び掛けています。
気象庁によりますと、7月28日に発生した最大震度7を観測した熊本地震の後、これまでに震度1以上の地震を801回観測したということです。
今月10日からこれまでに最大震度4を観測した地震1回を含む最大震度1以上の地震が38回発生していて、気象庁は平常時より地震が発生する回数の多い状態が当分続くと分析しています。
一方で、最大震度5弱程度以上の地震が発生する可能性は平常時の10倍程度とみていて、「可能性自体は低くなっている」とする見方を示しました。
そのうえで揺れが強かった地域を含め、日本国内では、いつどこで規模の大きな地震が発生してもおかしくないとして地震への備えとして「建物の耐震化」や「家具の固定」、電気火災を防ぐために「感震ブレーカーの設置」などを進めるように呼び掛けました。
また、水や食料を備蓄したり家族と避難場所や避難経路を確認することや非常時に持ち出す道具をまとめておくことで日頃から地震や津波へ備えることが重要だとしています。