2025年人身事故の多かった、危険な交差点のランキングが発表されました。
ワースト2位は泉区の「仙台バイパス泉ケ丘南入口交差点」と太白区の「鹿野二丁目交差点」、そして角田市坂津田にある交差点の3か所で、事故件数6件でした。
ワースト1位は、青葉区の「広瀬晩翠通交差点」で7件でした。
これら全ての交差点は、ここ3年ランキングに入っていませんでした。
またワーストとなった「広瀬晩翠通交差点」は車が比較的スピードが出しづらい仙台市の街中にありますが、なぜ事故が多いのでしょうか。
広瀬晩翠通交差点で2025年に発生した人身事故は7件で、追突や出会い頭の衝突など車同士の事故による負傷がほとんどを占めています。
広瀬通と晩翠通が直線に交わっていて、視界を遮る障害物はありませんが、なぜ事故が多いのでしょうか。
日本交通事故調査機構佐々木尋貴さん「繁華街に面している中心部は、業者であったりタクシーだったり、様々な駐車車両が集まってくる地域で、駐車車両を避けるために進路変更をしようとする時に接触する事故が多くなる傾向がある」
終日交通量の多いこの交差点の周辺には、企業や商店が立ち並んでいて、路肩に駐停車する車が多いことなどが、事故が発生する要因だと言います。
実際に現地を調べてみると、かなりの数の商業車両が路肩に停まっていて、一番左側の車線はほとんど通れないような状況です。路肩にトラックが停まっている影響で、無理やり車線変更しなければいけない車も多くいます。3車線あるのに路肩に車が止まっていて一番左側の車線が通れず、残りの車線に車の流れが集中しています。
さらに、広瀬通の仙台駅方面が渋滞しているため、交差点内で停まってしまう車が多く交差点内で車が滞留。信号が変わると停まっている車を避けようとして、急な進路変更をする車もありました。
地図で見てみますと、交差点から東側に仙台駅、西側には東北自動車道につながる仙台西道路・立町トンネル入口があります。
さらに太白区や泉区方面に向かう車も多く通行するなど、この交差点は仙台中心部の重要な交通のハブとなっています。
広瀬晩翠通交差点は
車線多い
路上駐車が多い
様々な方向に向かうハブ
という特徴があります。
そのため、進路変更をする車が多く進路変更の際に迷ったり車をよけたりして起きる事故が多いとみられます。
ところで、「危険な交差点」と言うと国道4号バイパスを思い浮かべる人も多いと思います。2024年が「卸町」と「蒲町」交差点、23年は「箱堤」交差点、22年までは8年連続で「六丁目」交差点と、国道4号の交差点がワースト1位を占めていました。
六丁目交差点は、信号機を改良して交通量を調整するなどして、大幅に事故が減ったということです。
「広瀬晩翠通交差点」は街中にあるため、なかなか交通量を調整するということは難しいとされています。そのためドライバー一人一人が落ち着いて運転することが大切です。