災害時に警察官が求められる心構えについて、東日本大震災当時に救助活動に当たった元警察官が現役警察官に教訓を伝えました。
宮城県の角田警察署で開催された講演会には、署員約30人が参加しました。
講師は、震災当時に宮城県警の機動隊で特別救助班の班長だった永野裕二さんです。
ヘリコプターで孤立した人の救助に従事したほか、台風や土砂災害など宮城県内外の災害現場で20年以上救助活動に当たってきました。
元宮城県警機動隊特別救助班班長永野裕二さん「家の中の物が全部浮いてるんですよ、まずはこの浮いてる物を外に出そうって。そうしたらかき出している時、人の背中が当たった。浮いているんですね」
講演では、2019年の東日本台風の事例を基に普段から他の救助機関と関係性を築いておくことや、自身の安全確保が迅速な救助につながることを伝えました。
元宮城県警機動隊特別救助班班長永野裕二さん「心も救う救助隊。警察の救助は生体救助、行方不明者の救助の他に行方不明になった家族をいち早く家族の元に帰して安心してもらう、それが最後までできる部隊だと思う」
警察署員「救助活動を経験したことが無かったので、自衛隊や消防さんとの連携を深めてこれから活動していけたらなと思いました」
永野さんは今後も、救助活動で得た教訓を次の世代へ伝えていくということです。