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阿部美里

阿部 美里

051 ただいま!

2019年05月08日


お久しぶりです。
そして、はじめまして!という方も大勢いらっしゃると思います。

育児休暇を終え、4月中旬から復帰しました。
阿部美里と申します。
これからお目にかかる機会もあると思います。
どうぞよろしくお願い致します。


さて、長い育休生活となってしまい
焦りや不安も募っていましたが
(待機児童問題に直面しました)

もちろん、楽しいことや学び・発見も多く
貴重な時間を過ごすことができました。

息子の成長を近くで見守れたことは
言うまでもありません。

アナウンサーとしては
”生活者になれた”ことが
1番貴重だったように思います。

以前は仕事が忙しいことを理由に
生活の質を下げてしまっていました。
いわゆる「職場と自宅の往復」です。

仕事優先のため、家事は後回し。
家には寝に帰るような生活。
飲みニケーションも大切。

・・・そんな生活を続けていては、
移ろいゆく季節を感じる余裕もなければ
スーパーの野菜の値段や品揃えに
敏感にもなれません。
テレビをご覧の皆さんと気持ちを共有したり
必要とされる情報を提供したりできるはずはなかったのだと
恥ずかしながらこの歳でようやく気づくことができました。

そして生活者になり初めて
普段家で過ごす方や子どもを持つ親
そして働く皆さんがどんな情報を必要とし
どんな時間でどんな状態でテレビをつけるのか。
以前よりもずっと想像しやすく、仕事に向き合えている気がします。

ブランクが大きいので失ったことも多々あるのですが
それは丁寧に拾い集められると信じて。
テレビから離れて得たことを大切に精進しようと思いました。

そして復帰して半月が経ちますが
今のところ仕事がとても楽しいです。
以前の私には考えられないことでした。
(失敗で落ち込むことが多かったので。苦笑)

滑舌が悪すぎる。
声の圧がなくなった。
気負いすぎてから回る。
ナレーションが不安定。

復帰後、あげればキリがないくらい
課題が見つかっているのですが
こうやって好きなことを仕事にし向き合うことができるのは
こんなにも幸せで楽しいことだったんだな
と実感する毎日です。

仕事も、家庭も、
それぞれ存分に楽しみながら
ゆっくり歩んでいこうと思います。


そして、育休が長引いて結果的に良かったことも。
子育てに関する資格が取れたことです。

息子が成長し人に預けられるようになったので
講習・試験を受けることができ
育児セラピスト(前期日程)と
ベビーキッズ・あそび発達インストラクター
この2つの資格を取得しました。

育児セラピストとは
簡単に言うと育児の専門家です。

ベビーキッズ・あそび発達インストラクターは
0歳~3歳までの子どもにとって
あそびがどう発達に影響するのかを多角的に学び
子どもの発達段階に合わせた正しいあそびの場を提供する資格です。

私自身、育休中に毎日のように
児童館や保育園の無料開放に通っていました。
それは、家で毎日何時間も
子どもとどうやって遊んで良いのかわからず
どうすれば成長に繋がってくれるのか悩み
自信もなかったからです。

私の住む地域では幸い
子育ての環境に恵まれていたため
色んな場所で遊ばせることができましたが
そうでない地域もたくさんあります。

インフルエンザなどが流行っている時期は
中々外出できなかったり
雨が強いと幼い子どもと2人で出かけるのも一苦労…
かといって家で子どもと2人でいても
いつも同じあそび、同じおもちゃで悩んでしまう…

だったら、専門的知識を学び、子育てに活かしたい!
あそぶ場所が少なければ自分で作ってしまえばいい!
私のように悩む親の皆さんの悩みも
一緒に解決していけばいいじゃないか!

そう思い、資格を取得しました。


正しい知識を学べたことで
息子の行動にはこんな意味があったのか!と
理解できる場面が増え
子育てがより楽しく充実したものになりました。

ご存知でしたか?

子どもの頭の良さは、
幼稚園に入る前に、大方決まるそうなんですよ。

そしてそれらは「教育」の現場からではなく
「あそび」の現場から得られるということを。

0歳~3歳の乳幼児期にどんなあそびの環境を与えられるか
ということが
その後の知能形成や学力に大きく影響してくるんです。

では、そのためにどんなあそびが必要なのか。
そこであそび発達インストラクターの出番!

…というわけなんです。(詳しいお話は追々)


もちろん、子育てに絶対はありません。
ダメだと言われていることが
その家庭には必要な場合だってあると思います。

情報で溢れる現代だからこそ
正しい知識を学び、そこから個々に合わせた
柔軟な提案ができるインストラクターは
子育ての現場において
重要な役割を担っていけるはずだと思うのです。

KHBアナウンス部は
定期的に絵本の読み聞かせ会を実施していますので
まずはそこで何かプラスα提供できないか…
と企んでいます。
乞うご期待!です。











そして最後に。




先月、会社の上司で親友でもあった女性を
病気で亡くしました。

彼女がいたから仕事の楽しさを知ったし
たくさん仲間ができました。

仕事では上司の想いも部下の葛藤も理解し、気にかけ
みんなのために行動してくれる方でした。

誰よりも人間味溢れていて
弱さをさらけ出せる強さも持っていて
社外にも彼女のファンは大勢います。

そして震災を向き合い続け
東京支社に異動になってからも
311には必ず1人、被災地を訪れる。

そんな素敵な女性でした。

いまだに私は
彼女がいない現実を受け止められずにいます。

「みーちゃん、そろそろ飲み会はしないのかしら?
・・・って、昨日したばかりだけどね、あはは」

と、ひょっこり現れるんじゃないかと
時々面影を探してしまいます。

でも、私がいま悲しみだけではなく
こんな風に考えられるのも
彼女が、生き抜く強さと美しさを
見せ続けてくれたからだと思うんです。

きっと言葉にできない想いもあったでしょうし
治療の副作用でも苦しんだはずです。

でも、無理なく
いつもの彼女でい続けてくれました。

残される私たちが少しでも悲しまずにすむように…
彼女の最後の優しさだったのではないかと感じています。

本当に
どこまでも、どこまでも
美しい人です。

生前、度々
会社に恩返しがしたいと話してくれました。

もっともっと、被災地で自分ができることを見つけたい
とも話していました。

生きることを諦めず
被災地で
KHB社員として働くことを
楽しみにしていました。

彼女ができなかったことを
私たちがしていきたいと思っています。

彼女のようにはできないかもしれないけど…

みんなで、想いを繋いでいきます。




彼女から最後に受け取ったLINEは



「頑張れ!!!」




はい!!


頑張ります!!!!!!!!

精一杯
頑張ります!!!!!!!!!!!!




安心して、ゆっくり休んでくださいね。