仙台市は、東北では初めてとなる夜間中学を2023年度中に設置する方向で準備を進めていることが分かりました。

 夜間中学は、家庭の事情や不登校などで十分な教育を受けられないまま中学を卒業した人や国内で暮らす外国人が通うことができ、学び直しの機会を確保する役割が期待されています。

 文部科学省は各都道府県と政令市に一つずつ設置するよう求めていますが整備は進んでおらず、仙台市が2023年度に開校すれば東北で初めてとなります。

 仙台市の郡市長は、2021年8月の市長選で夜間中学の設置を公約に掲げていて、2月に開会する市議会2月定例会で表明する新年度の施政方針に盛り込む見込みです。