年々増加している救急要請に対応するため、仙台市は青葉消防署の救急隊の増設を決めました。

 青葉消防署は現在、2つの救急隊が24時間態勢で活動していますが、4月1日からは平日の日中に限り1つ救急隊を増やします。 仙台市内では、高齢化に伴い年々救急出動件数が増えていて、2019年は過去最多の5万4816件でした。

 2020年は新型コロナの影響で減ってはいますが、2021年も5万2000件を超えています。

 特に出動が多い時間帯は午前8時から午後8時までで、全体の3分の2を占めていることや子育てなどで夜間の勤務につけない職員がいることから、日中に限定して救急隊を増設したということです。

 仙台市消防局では「限られた人員や設備を有効に活用し、増加する救急要請に対応していきたい」としています。