地域の火事や災害時に活躍する「消防団員」を知ってもらおうと、仙台市宮城野区でPRイベントが開かれました。

 仙台うみの杜水族館の前には消防団の車両などが並べられ、宮城野消防団の団員らが活動を紹介するチラシを配って入団を呼びかけました。

 消防団員は、仕事や学業の傍ら火事や災害が起きた場合に非常勤特別職の地方公務員として現場で活動します。

 東日本大震災では行方不明者の捜索などにも従事しました。

 「若い方や女性の方も活躍していますので、そういったことを皆さんに知っていただいて、未来を担う子どもたちにもいつか消防団に入って頂けるような勧誘ができたらと思っています」

 宮城野消防団には現在、345人が所属していますが、定員より1割ほど少なく、団員を随時、募集しているということです。