宮城県で2日、新たに652人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

 感染が確認されたのは、仙台市353人、名取市36人、石巻市32人、多賀城市29人、岩沼市27人、塩釜市23人、美里町17人、利府町15人、富谷市14人、大崎市・柴田町各13人、栗原市・登米市各11人、涌谷町9人、亘理町8人、角田市6人、東松島市・七ヶ浜町・大和町各4人、白石市・村田町・加美町各3人、松島町・川崎町・大河原町各2人、気仙沼市・大郷町・蔵王町・山元町・丸森町・大衡村各1人、県外2人です。

 宮城県の土曜日の感染者は、3月5日664人、12日771人、19日600人、26日564人、4月2日652人と推移し3週ぶりに増加に転じました。

 感染が確認された652人の7割以上に当たる469人が感染経路不明です。新たなクラスターの発生はありませんでした。

 宮城県のまとめによりますと、2日午後1時時点で療養者は5,975人で、内訳は入院120人、宿泊療養933人、自宅療養3,795人、入院・療養先の準備中・調整中829人、療養先調整中298人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で19.1%(100/523床)、重症病床は7.3%(4/55床)、仙台医療圏に限ると20.5%(70/342床)、重症病床は7.5%(3/40床)です。

 宮城県が発表している3月31日現在のPCR検査等の実施状況は、28日2,495件(陽性579)、29日2,020件(陽性756)、30日2,030件(陽性576)、コールセンターへの相談件数は、28日557件、29日496件、30日563件となっています。