宮城県気仙沼市の大島では、島の名産ツバキ油の瓶詰め作業が行われています。

 大島には自生するツバキの他、地元の観光協会が植樹したツバキなど約1万本があり、その実から搾るツバキ油は島の名産です。

 8日、老人クラブのメンバー約20人が参加し、2021年秋に収穫したヤブツバキの実から搾った油を120ミリリットルの瓶、約200本に瓶詰めし、手作業でラベルを貼っていきました。

 ツバキの実は年によって収穫量にばらつきがあり、今回は実が少なく油の量も例年の7割ほどだということです。

 大島地区老人クラブ連合会村上敏会長「ツバキ油を買ってそれを食べたり利用したりして、コロナを吹っ飛ばすよう期待をしています」

 8日に瓶詰めしたツバキ油は、11月に開催予定の気仙沼つばきマラソンの会場で販売されます。