宮城県は、4月10日を期限としていた新型コロナ再拡大防止期間を、5月15日まで延長することを決めました。

 県は8日に対策本部会議を開き、新規感染者数が高止まりしているとして、学校や職場での感染対策を求める再拡大防止期間を5月15日まで延長することを決めました。

 県がこの期間の対策の柱に位置付ける3回目のワクチン接種は、3月末時点で計画の75%に対し、65.9%と伸び悩んでいます。

 村井知事「これだけ感染が広がってまいりりますと、こうすれば良いという特効薬は見つかりませんが、その中で唯一ワクチン接種、3回目のワクチン接種をしていただくことで自分を守り、また周りの方を守ることになる」

 また、村井知事は感染対策と経済活動の両立は可能だと話し、認証店での飲食は引き続きルールを守って行うよう促しました。

 需要喚起策の一つ、認証店で使える食事券は4月末が利用期限で、3月末時点で7.7%に当たる2億円余りがまだ使われていないということです。