宮城県もウクライナからの避難民を支援します。村井知事は避難民が入居できるように、県内5つの市と町にある県営住宅8戸を準備していることを明らかにしました。

 村井知事「ウクライナから来られる方だけを優先にしていいのかという議論もありまして、まずはどれくらいの需要があるのか見定める意味でもまず8戸」

 村井知事は25日の定例会見でこのように述べ、ウクライナからの避難民を受け入れるため仙台市や石巻市など5つの市と町にある県営住宅8戸を準備したと明らかにしました。

 県営住宅の間取りは2DKから4LDKで、家族の人数に応じて使用する部屋を検討するとしています。

 避難民の支援の対応は国が一元的に行っていることから、県は受け入れる準備が整ったことを国に報告したということです。

 また、仙台市青葉区の仙台合同庁舎にあるみやぎ外国人相談センターにウクライナ語に対応したスタッフ3人を配置し、相談体制を整備したということです。