冬に食べるせり鍋が、ここ数年人気ですがセリの更なる消費拡大を目指し春に取れるセリ、春セリを使った新しい料理がお披露目されました。

 宮城県産のセリは、年間の生産量が400トンと全国1位を誇りますが、その中で3月から5月にかけて収穫される春セリは、30トンしかありません。

 そこで、春セリの消費拡大を目指し、有名シェフが考案したメニューのお披露目会が生産者らを招いて開かれました。

 春セリとみやぎサーモンの巻き寿司や、春せりを豚バラ肉で巻いたシンプルな料理など4品で、東京のミシュラン1つ星シェフ小玉弘道さんが考案しました。

 試食した生産者「どれも家庭で出来そうな料理だったので、今後こういうのがみんなに広がればいいなと思いました」

 小玉弘道シェフ「そんなに難しくないので、楽しみながら作っていただいて、みんなでワイワイ笑顔が出る食卓になれるようにと思っております」

 お披露目された料理は2023年2月、春セリの収穫時期に合わせ、宮城県のホームページでレシピ動画などが公開される予定です。