雨の日は晴れの日よりも車の交通事故が5倍から20倍発生しやすいと言われています。雨の日の運転で注意することを、専門家に聞きました。
JAF宮城支部広報担当佐藤陽さん「視界不良になって、普段見えていた物が見づらくなる傾向にある。接触してしまったりこすったりでパンクが多くなる」
雨で見えづらくなると、交通事故のリスクは高まります。特に、夜間の運転はより注意が必要です。
雨の日に車を運転した実験映像では、昼間でも見えにくいですが夜間はより前の車を確認しづらく危険なことが分かります。
JAF宮城支部広報担当佐藤陽さん「夜間になると周りが暗くて、どのくらいの深さがあるのか把握できなくて走行していいかどうかの判断もつきづらい。夜間は車の窓からちょっと顔を出して、水深が車のどの辺りにあるのかとかや対向車の車の水深の位置でも判断ができる」
冠水した道路で車を走らせる実験映像です。
水深60センチに時速40キロで走行すると、大きく水しぶきを上げてエンジンが停止してしまいます。車内に水が浸入し、10分ほどで外の水深と同じ60センチに達しました。
事前にハザードマップを確認し、アンダーパスなど水がたまりやすい場所に近づかないことが重要ですが、回り道が無くやむを得ず冠水した場所を通る場合は、どうすれば良いのでしょうか。
JAF宮城支部広報担当佐藤陽さん「まず第一は速度を落として走行する。2つ目は前を走る車との車間距離を多めに取って、前車の変化などを感じ取りながら後ろをゆっくりついていく」
「バンパーより上に冠水している水がある、水深があると走行するとせり上がって水が来るので、バンパーの下もしくはタイヤの半分を目安にしていただいて」
無理をして走行すると、跳ね上がった水が車の隙間から入り込みエンジン停止や故障につながる可能性もあるということです。
JAF宮城支部広報担当佐藤陽さん「脱出できないというような状況になった時に、脱出用ハンマーで窓ガラスを割って脱出していただく」
ガラスを割る際は、横から振りかぶって当てると割れやすいということです。
ヘッドレストや傘ではうまく割れないため、普段から運転席の近くにハンマーを置いておくことが大切です。